地頭力を鍛える 【13】
NO BOOK,NO LIFE!
読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。
■選択の理由
- 話が長い人。何が言いたいのかよく分からない人。にはなりたくない。
■capsule review
- これから本当に重要になってくるのはインターネットやPCでは代替が不可能なエリア、膨大な情報を選別して付加価値をつけていくという、本当の意味での創造的な「考える力」である。
- 地頭力。基礎:知的好奇心(原動力)。ベース:論理思考力(守り・サイエンス)と直観力(攻め・アート)。構成要素:3つの思考力。1.「結論から考える」仮説思考力、2.「全体から考える」フレームワーク思考力、3.「単純に考える」抽象化思考力。
- 地頭力とはつきつめると「離れて考えること」。「こちら」から「向こう」へ離れるのが仮説思考、「部分」から「全体」へ離れるのがフレームワーク思考、「具体」から「抽象」へ離れるのが抽象化思考。
■zukyun
- 「とにかく今ある情報で仮説をを立てる」ことが必要。1.どんなに少ない情報からでも仮説を構築する。2.前提条件を設定して先に進む。3.時間を決めてとにかく結論を出す。
- 人はものごとを考えるときに「絶対座標」(=だれにでも誤解のないようなものの見方)と「相対座標」(=当事者あるいは当人のみに通用するものの見方)というのを使い分けている。絶対座標で語ること、座標系を合わせることが重要。
- 因数分解。全体として一つに見えている対象要素を複数の構成要素に分解することによって、対象要素に関する因果関係をより深掘りして何がキーとなる要因か、どこが本当のボトルネックになっているか、あるいは何をするとどういう効果が表れるかどうかといった分析が可能になる。
■move into action-13
- 「はじめ」からでなく「終わり」から考える。考えるべきは「最終報告」。最終的に「誰に」「どんなメッセージ」が伝わればよいか。
最終目的地をアナウンスしない会議、現状の問題点ばかりを議論するような会議って多いですよね。
明日からは・・・
全体とゴールを見渡せるように、仮想幽体離脱(空を飛ぶイメージ)をして、有意義な会議にしていきたいと思います。