実践経営哲学 【11】

NO BOOK,NO LIFE!

読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。

実践経営哲学











■選択の理由


capsule review

  • 事業経営において一番根本になるのは、正しい経営理念である。人間の本質なり自然の摂理に照らして何が正しいかということに立脚した経営理念というものは、昔も今も将来も、また日本においても外国においても通じるものがある。
  • 人々の生活に役立つ品質にすぐれたものを次々と開発し、それを適正な価格で、過不足なく十分に供給するというところに、事業経営のまた企業の本来の使命がある。いいかえれば、そういうところに「企業はなぜ必要か」という企業の存在意義がある。
  • 素直な心とは、とらわれない心である。素直な心こそ、経営を成功させる基本的な心のあり方である。


■zukyun

  • 「天地自然の理にしたがった経営」というのは、当然なすべきことをなすということである。なすべきことをキチンとなしていれば、経営というものは必ずうまくいくもの。
  • 世間は正しいと考え、その正しい世間に受け入れられるような仕事をしていくことを心がけていくところに、事業発展の道がある。
  • 経営者は自分の事業に懸命に取り組むと同時に、その一方で政治に強い関心を持ち、適切な要望を寄せていかなくてはその責務を十分果たしていけない。


■move into action-11

  • 利益は好ましくないということで、全ての企業が利益をあげなかったら、国や自治体の税収がそれだけ減って、結局国民全体が困ることになる。適正な利益をあげ、それを国家社会に還元することが、企業にとっての社会義務である以上、赤字を出すことは、その義務を果たし得ていない姿であり、本来それは許されないこと。  


値段交渉の場面で、「オタクは儲かってるから大丈夫でしょ」と言われて困ることがあります・・・幸之助さんは、デカいなぁ器が。

明日からは・・・
「企業は、利益をあげて社会に還元するのが義務ですよ!」と反撃しようと思います。(いや、無理だな)