榊原式シンプル思考力 【171】
NO BOOK,NO LIFE!
bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。
【原点回帰】
■究極の一文(この本どんな本)
【 これからの時代は「原点」に回帰していくべき時代になる。原点がどこにあるかといえば、究極的には人間の原点である“こころ”や“からだ”だと思います。 “もの”から“こころ”や“からだ”へ関心が移っていくということは、環境・自然・健康・文化等への志向が強まってくるということです。 】
「これには、どれだけお金を払ってもいい」という“出費に悩まないもの”がポイントになりそうです。
生活者視点が重要になるので、「素早い」「きめ細かい」対応ができない組織ではダメだということも分かりました。
原点回帰という点では、「日本の良さ」を見直そうというのが全く同感でした。 そんな仕事をやってみたいです。
■お知恵を拝借(実行すること)
- 日本の良さを積極的に発信しよう。おいしい日本食を外国人に説明しよう。 日本食に誇りを持ち、その素晴らしさを世界に説明できる力を持ってほしい。 (P.154,187)
- 六十歳定年を認めるな。 豊かな生活のためにも、自身の幸福のためにも、生涯現役で働けるような自分をつくっていく。 (P.59)
- ユニークな日本の歴史に学べ。 アメリカ流の大量消費文化、あるいは欧米的な近代主義に限界が見えてきた現在、もう一度明治以前の「ユニークさ」に立ち返ってみる。 (P.158)
■今回のMVP(Most Valuable Phrase)
【 どういう分野でもいいから、手に職をつけなさい 】
■ぐっときた(DEEP IMPACT)
- アメリカ文明が終わるとともに、日本の製造業の終わりも始まっている。“ものづくり大国”を復活させようとしても、限界がある。 これまでのような「大量消費」につながることはありえない。 「どの車が燃費がいいか」「どの車が環境に優しいか」という問題以前に、立ちはだかるのは「もはや車はいらない」「自転車があれば十分だ」という世の中の風潮が次第に強くなっているという変化です。
- 「人が行きたがる場所」をつくっていくことに、大きなビジネスチャンスが出てくる。
- 今、アメリカで起こりつつあることは、中産階級の没落。 一部の人はプロフェッショナルとなり富裕階級の仲間入りをしますが、大多数の人はだんだん貧困層に近くなってきています。
■今週観た映画(18)