リーダーシップの本質 【113】

NO BOOK,NO LIFE!

一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。


【Once in a blue moon(月が青い時に一度)チャンスを逃さない】


新版 リーダーシップの本質



みどころ

  • 【リーダーシップは、学んで掴み取るものである】
  • 野球のピッチャーと女子のプロテニス選手と企業経営者には共通点がある。耐えて耐えて耐え抜きながら攻め続けなければならない。経営者が守りに回ったら、会社は終わりになってしまう。攻める心を一時たりとも失ってはいけない。
  • 優れた者は優れた者同士で集い合うもの。リーダーを目指し、人脈を築きたいと思うなら、自分を高める努力をすること。自分を高めながら、価値観を確立していき、メッセージ力を高めていくことがよい。人脈はつくったものというよりできてしまったもの。 


目的地

  • リーダーの果たすべき仕事 (1)目的またはゴールを設定すること (2)現在地がどこかを認識すること (3)どのような環境変化があるかを読むこと (4)どういう戦略をとって現在地から目的地までたどり着くかを策定すること (5)直接任務にある者を励まし、叱咤して実行すること。                  真のリーダーシップを発揮するための行動 (1)夢を語る (2)自ら手本を示す (3)チャンスを与える (4)考えさせる (5)誉める (6)「今日我慢すれば明日は必ずよくなる」と前を見据えた語りかけができる (7)つねに勝つこと。                                                      人こそが組織を強くする唯一の最大の力の源泉であることを、リーダーはしっかりと胸に刻みつけなければならない。                                                                 リーダーは組織のメンバーが、「知識」「やる気」「センス」「経験」「技」を満たすべき環境を整える必要がある。                                                             組織の末端の人がいかにオーナーシップを持つか、それをどう与えるか。そこにリーダーシップの重要な本質の一面がある。


標識

  • ビジョン、戦略、人、やる気、問題解決型、インフォーマル・リーダーシップ、「おもしろおかしく」、攻撃力、リズム


急停車

  • 人間にとって何より大事なのは意思、気持ちである。弱気になった瞬間から、不思議なほど仕事はうまくいかなくなるものだ。


この本を読んで、そういえば「最近、【勝負】してないなぁ」と感じました。
精神論は今どきナンセンスといいますが、こんな不況のときこそ、【キモチ】が必要なのかもしれません。
【攻撃は最大の防御なり】
「逃げない」「キレない」「耐える」「攻める」、そんな強いキモチで勝負していこうと思います。
  


新しい出会い

  • 事業をうまく進めるための作戦を決め、社員に周知徹底させて、速やかに実践させる。
  • 自分自身切磋琢磨することで運を大きくすることもできる。

今週読んだ本(120〜121)

パラドックス13 あるキング