チームハックス 【63】
NO BOOK,NO LIFE!
読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。
【ひとりよりみんな】
■step-up point
- チーム
■capsule review
- メンバーが自分の進捗状況や予定をさらすことにプレッシャーを感じずに、むしろタスクとスケジュールを「共有する」ことに前向きになれるようなチームを作る。
- 「できて当たり前」を見直すことは、チームの活性化に役に立つ。人によって違う「当たり前」を共有する。自分にとっては当たり前のようにできることでも、他のメンバーにとってはそうでないことが多々ある。
- 「リーダーシップからメンバーシップへ」は「自己管理から相互管理へ」。メンバーが主体となって行う。自分の仕事をチームに管理してもらう。「自己管理能力のある人間」に期待するよりも、多くのメンバーが「相互管理」した方が、はるかに全体としての成果が期待できる。
■zukyun
- そもそも仕事の目的は成果を出すこと。チームミーティングでは「あるべき姿」ではなく「成果」を共有することが、目的に沿った行動となり得る。チームミーティングでは予定ではなく「実績」を共有する。
- 毎週のチームミーティングで3つの視点(KPT)で振り返る。(1)Keep:今後も続けたいアイデア、手法、習慣=良かったこと (2)Problem:改善すべき手法、課題に感じていること=良くなかったこと (3)Try:KeepとProblemをベースに来週以降に取り組みたいこと
- 自分も他人も知っている「公開された自己」、自分だけが知っている「隠された自己」、他人だけが知っている「盲点の自己」、自分も他人も知らない「未知の自己」がある。(「ジョハリの窓」心理学者ジョセフ・ルフト/ハリー・インガム) 自己紹介より他己紹介であれば、「公開された自己」も「盲点の自己」も、ともに伝えられる可能性がある。
■move into action
- メンバー同士がお互いにまったく注目していない状態に比べ、お互いをよく認知し合うだけで、作業効率が著しく上昇する。
組織が大きくなるにつれて、隣の人が何をしているか分からなくなることがあります。成果オンリーの風潮によって、自分の仕事だけしか見えなくなってしまうことがあります。 春(新年度)になったので、新しいチームでは、「うまくいったこと」を報告しあいます。嫌みのない自慢合戦をして、お互いの「負けず嫌い」を発動させて、仕事を楽しみます。
★今日から、やること。(本書より引用)
- 「思考停止語」を「行動促進語」に変換する。(がんばれ、とか禁止)
- チームミーティングでは実績を報告し合う。
- 他己紹介する。
★明日、誰かに話そう。(本書より引用)
【質問の矢印は過去に向けるのではなく、最初から未来に向ける】
(「なぜ」ではなく「どのようにすれば」)