ニューポジショニングの法則 【216】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。


今日の一冊

【営業とは戦い。勝つにはポジショニング。】


ニューポジショニングの法則―勝つブランド負けるブランド


今日からやってみる

  • 「人は過去の経験とつながりのないことがらには聞く耳を持たない」(フリードリッヒ・ニーチェ) 「生活の断面」を取り入れたコマーシャルは、記憶とセールスの両面で常に高得点を上げてきた。 アナロジー(類推法)もまた見込み客に新しいコンセプトを提示する強力な方法である。
  • 複雑と混乱を嫌うマインドの中に実際に入り込むベストの方法は、メッセージを過度に単純化することである。 一個のパワフルな属性に絞り込み、それをマインドの中に叩き込めということだ。
  • マーケターたちは、あなたを自分たちのバンドワゴン(人々を引き寄せる)に乗せるために伝統や文化を見せつける。


今日のグッときた

  • 人々が、高まる情報洪水に対する自衛措置として情報を遮断するようになるのではないか。 結局のところ、ポジショニング・プロセスにおける最も大切なメンタル要素についての五項目をどれだけ理解しているかにかかっている。 (1)マインドには限界がある (2)マインドは混乱を嫌う (3)マインドは不安定である (4)マインドは変化しない (5)マインドは焦点を見失うことがある 
  • マルティプル・ブランドのほうがより大きなマーケティングシェアを実現してくれる。 相互に競合するのではなく、補足し合う。 異なるネーミング、異なるポジショニング、異なる対象顧客が求められる。
  • 聴覚は視覚よりもスピードが早いだけでなく、情報を保持する時間も長い。 メッセージは聴くほうが読むよりも効果的である。 絵柄は言葉の補強役であって、主役はあくまでも言葉でなくてはならない。 絵柄は見た瞬間に説明がつかなくてはならない。


今日のひとこと

【 「ポジショニング」とは商品に対して手を打つことではなく、マインドに対しての働きかけ 】 (P.2)
情報過多な時代は、まさにマインド戦国時代。 人のマインド(記憶)に限界があるのなら、どこに、いかに、陣地(マインドシェア)を争奪するか。 会社のイメージにないことはやるべきではないのかもしれません。 


【 マインドは理性的というより感情的になりがちだ。 顧客は買う理由を知らないか、言おうとしない。 】 (P.47)
なぜ売れているかより、自分はなぜこの商品を買ったかを分析してみよう。 


明日から使えるタグ

  • マインドは、目ではなく耳で動く。
  • 焦点の喪失とは、まさにライン延長をさしている。
  • 退屈は、過度の刺激ないし情報過剰から生まれる。

今週読んだ本(99)

ロジカル・プレゼンテーション―自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」

今週観た映画(56)

(500)日のサマー [DVD]